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南海トラフ地震で岡山の被害想定は本当に小さいのか?確認してみた結果

東日本大震災以来移住者が増え続けている岡山県。
自然災害の少なく、原発から遠く、利便性も悪くないということで広島と岡山への移住者が全国的に多い数字が出ています。

しかし2016年後半には大きな地震もあり、また南海トラフ地震が起きた際には岡山県でも大きな被害が想定されています。
今回は南海トラフ地震が起きたとき岡山県ではどのような被害が想定されているか?本当に小さいのか?調べてみました。

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南海トラフ地震で岡山の被害想定は本当に小さいのか?確認してみた

岡山県による被害想定

岡山県の資料によると南海トラフ地震による被害想定は

建物の損壊が3万戸余り、
死者が3000人弱
負傷者数は11000人以上

と岡山県は想定しています。
一方で建物の耐震化が100%となると6分の1に、避難の迅速化で津波による死者は5分の1に減らせるとしています。

出典:http://www.pref.okayama.jp/page/detail-17871.html

共同研究員による被害想定

研究員が出している数字を次に紹介します。意外と岡山県が出している数字と全然違いました。

朝日新聞社と関西学院大学災害復興制度研究所の共同調査によるものです。

■死者:全国18位(1200人)
(1位:静岡・2位:和歌山県・3位:高知県・4位:三重県)
■直接被害額:全国13位(3兆2000億円)
■1日避難者数:全国15位(10万人)
■1週間避難者数:全国13位(25万人)

■全壊建物:全国14位(3万4000錬)
■浸水面積:全国20位(12.3㎢)
■断水:全国9位(130万人)
■下水道:全国10位(100万人)
■停電:全国7位(120万軒)
■ガス 全国10位(3万戸)
出典:https://goo.gl/BclcNj

こう見ると、全部ではないですが、東京より少し数字が悪い結果となります。
さすがに四国が挟まれるといっても南海トラフ地震での被害想定はこれだけあり、全国でも平均より上ということになります。

関連記事の広島や東京都比べてみてください。

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市町村別の震度

次に市町村別の震度に関してです。
正直なところ、揺れの被害より津波の被害の方が深刻だということは、上記の岡山県のリンク先で分かると思いますが
揺れについてもしっかり確認しておきましょう。

南海トラフの震度想定では県の南部で大きな揺れが想定されています。

■最大震度6強の想定
岡山市南区

■震度5強~6弱
岡山市北区中区東区
倉敷市
玉野市

■震度4~5
岡山県北部ではほぼ全域

津波の被害想定は?

次は津波に関してです。2011年の東日本大震災では玉野市の宇野港で津波を観測しました。
今回の南海トラフ地震での津波想定では玉野市では少なくとも2メートルの津波が来ると予測しています。
これは岡山市の予測も同様で最低2メートルの津波が想定されています。

また東日本大震災の際には津波が観測されたかどうかデータが無い倉敷市や浅口市でも津波の襲来が予想されています。

ランダムに3つ地域を選び数字を紹介します。

■岡山市東区

震度6強―津波3m―到達時間209分

■倉敷市

震度6強―津波4m―到達時間213分

■玉野市

震度6強―津波3m―到達時間196分

となっています。
詳しくは上記の朝日新聞の共同研究のリンク先で具体的な地域名を入力すると出る仕組みになっています。

まとめ

東日本大震災以降岡山県には東北地方から被災者が多数移住をしこれは全国でもトップと言われています。
先日は岡山県生まれで福島県に結婚で移り住み震災をきっかけに岡山県に戻ってきた女性が岡山県議会議員に当選するという出来事もありました。
そうした岡山県に移住した方の理由を聴くと「岡山は安全だと思う」というのが多くありました。

確かに岡山県は活断層は少ないと言われていますが先日の鳥取県地震では岡山県内でも緊急地震速報が出るレベルの揺れを観測しました。
また南海トラフ地震に関しても当初の岡山県の想定はもっと被害は小さいとされていたのを大幅に変更したものです。
未だに東日本大震災の被災地周辺で震度6クラスの揺れがあるなど今の日本には安全な所は無いと言うことであり、
岡山県も例外では無いという事です。

このように南海トラフにおいては岡山においても3兆円レベルの大規模な被害を想定されています。
最後は運といったら無責任になってしまいますが、誰にでも被災する可能性があるのは忘れてはいけません。

岡山県は南海トラフ以外での部分にて、理屈的には自然災害と放射能の危機からは遠いところにあるのは事実ですが
決してそれですべて安心ではないということを肝に銘じて、対策は怠らないようにしましょう。

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