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台湾地震で明るみになる欠陥建築はどのくらいの割合であるのか!?

2016年2月6日に台湾南部で発生した台湾地震のマグニチュードは6.4でした。

日本では大きな揺れを感じるものの、大被害には結びつきそうにない数値です。

台湾でも、大被害は出ないはずの数値ですが、台南市では16階建ての集合住宅が

倒壊しました。この集合住宅の倒壊では、建築業者の手抜きと、建物の欠陥が

指摘されています。台湾にはどれほど欠陥建築があるのでしょうか。

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台湾地震で明らかになった建築物の欠陥

台湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが交わる部分にあり、

地震が多い地域です。それに加えて、多くの活断層があるとされ、プレート型

地震の他、都市直下型になりやすい活断層型地震も起こるとされます。

 

今回の地震は高雄市の北にある雲林県で起こった活断層型地震とみられ、

マグニチュードは6.4で最大震度は台湾震度で6でした。台湾震度は日本の旧震度と

同じで、震度5弱と5強、6弱と6強の区別がありません。それだけの違いです。

 

また、震度は実際の揺れを目で見た場合の被害状況ですが、マグニチュードは、

地震そのものの大きさを示します。日本では、この規模の地震で大きな

鉄筋コンクリート造りの建築物が倒壊するとは考えられません。台湾でも、

今回の規模の地震で、建物が倒壊するはずはありませんでした。

 

台湾では、1999年9月21日にマグニチュード7.7の大地震が発生し、多くの人命が奪われ、

多くの建築物が被害を受けたことから、耐震基準を大幅に強化されました。

 

今回倒壊した集合住宅は、この新基準以前に認可を得て、建築されたものですが、

それにしても倒壊に至るのは不自然です。今回倒壊した集合住宅の残骸からは

柱の中から空き缶が見つかっているそうです。無論、そのようなものを建築資材と

して使うことなどありません。これは、建築業者が建物の建築費を抑えるために

意図的に入れたものだと疑われています。

 

空き缶を使った建築費の節約は簡単な仕組みです。

単に中が空洞の空き缶を柱などに加えると、その体積分必要な

コンクリートが減るのです。柱の中に空洞ができるので、無論地震には圧倒的に

弱くなります。これは、業者が悪質な工事をした欠陥建築物です。

 

台湾の人々は、建築基準が強化されても、こうした悪質建築業者による欠陥建築物倒壊への

不安が拭えないでいるのです。今回の地震はマグニチュード6.4でしたが、今後

更なる規模の地震が発生した場合には、より多くの欠陥建築物が倒壊する恐れが

あります。

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台湾の欠陥建築物の割合は?

台湾の欠陥建築物の割合ですが、詳しい調査はされたことがありません。または、

公表されたことはありません。そこで、外国の調査データを使用します。

 

参考にするのは、台湾と同じく戦前まで日本領だった韓国のデータです。

韓国では、1995年6月29日に夕方の買い物客で一杯のデパートが突如倒壊し、

多数の犠牲者が出る惨事が発生しました。地震も何もないのに建築物が倒壊した

ことから、建物の手抜き工事と欠陥が疑われ調査がされました。結果は完全な「黒」で、

韓国政府は慌てて国内の高層建築物の調査をしました。その結果は、韓国の高層建築物の

1/7は建て替えが必要なレベルの欠陥建築物4/5は修理が必要な建築物とされました。

 

結果として、韓国の建築物の98%は欠陥建築物ということが判明しました。

ただ、台湾の方がこのデータを見ると、激怒するのは目に見えています。

朝鮮民族と一緒に扱われると侮辱されたと感じる民族性もそうですが、韓国とは違う部分が

多いのです。

 

韓国はそもそも地震国ではありません。韓国では、地震も何もないのに

デパートや橋が突如崩れ落ちますが、少なくとも台湾でそれはないです。

韓国よりはマシだと言うでしょうし、おそらく事実でしょう。

 

このへんは民族間の思いが出てしまいますが

このような事実があったことは参考になるものです。

日本は細かいルールが多いですが、意味があってのことで

だからこそ手抜き的なものが少ないのだと思います。(旭化成問題はありましたが…)

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