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東京の過去最大の断水を知る!オリンピックの年砂漠化!?その渇水被害とは

2016年、東京では水不足が心配されています。

過去一番の東京の大渇水は、東京オリンピックが開催された1964年で21時間断水したという記録が最大です。

過去の東京の断水についてまとめてみました。

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過去の東京の断水について

昭和39年の東京の大渇水は「東京五輪渇水」という言葉が出来、

非常にひどかったようです。

首都圏では昭和38年から39年にかけて東京五輪の影響による渇水で

7月10日~10月1日の84日もの給水制限がありました。

まさにオリンピック真っ最中だったのですね!

 

その時のダムの貯水率は3%にまで達したようです。

あまりの水の少なさにダムに沈んだ村まで出現したようです。

当時は今ほどダムが整備されておらず

東京オリンピックにより人が集中的に集まり、

対応が大変だったとされます。

 

給水制限は50%までされ衛生状態の悪化から食中毒が続出しました。

国土交通省の記録によりますと、以下のようにあります。

■応急給水対策
・給水車120台出動
・自衛隊215車両、警視庁、米軍による応援給水
・神奈川県からの緊急分水(10万m3/日)
・北多摩8市(立川、国立など)より受水
・小河内ダムでの人工降雨実験の実施
■生活への影響
・家庭ではパン主体の食事に、入浴・洗濯の制限
・消防活動への影響(消火栓の水の出悪化)
・医療活動への影響
(手術できない、急患以外は休診)
・理髪店、クリーニング店、製氷会社への影響
・プールへの注水禁止
・給水車からの水運び、時間給水への拘束
・魚の食中毒の続出
出典:http://goo.gl/Gp23ph

中でも見落とされがちなのが「衛生状態の悪化による食中毒の続出」です。

なお「東京砂漠」という言葉はその年の流行語に選ばれたようです。

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過去の渇水被害について

断水による酷い渇水は東京砂漠だけではありません。

ここに東京砂漠以降の渇水についてまとめておきます。

・長崎渇水(昭和42年)

・高松砂漠(昭和48年)

・福岡渇水(昭和53年)

・首都圏渇水(昭和62年)

・列島渇水(平成6年)

このように東京砂漠以降にも酷い渇水はありますが

中でも列島渇水は酷い渇水でした。1994年のことですので覚えている人も多いでしょう。

 

その年は全国的に春から雨が少なく梅雨も平年の半分の降水量でした。

更に7月から8月にかけては記録的な高温を達成し、様々な地域で渇水が起こりました。

四国地方、広島、岡山、兵庫、愛知、東京にて

節水や給水制限が起こりましたが、特に一番酷かった地域は福岡でした。

福岡ではこの年の4月の時点でダム貯水率はほぼ100%だったにも関わらず

梅雨の降水量が平年の半分かつ、連日猛暑が続いたため

貯水量が急激に減少し、7月6日には節水の呼びかけが始まり

その後は様々な地域にて長くて約1年間の断水が始まりました。

 

それにも関わらず、8月後半にはダム貯水率が25%にも下がってしまい

酷い地域では貯水率が0%のダムが出始め

取水口から下に溜まった水を利用するデッドウォーターが起こりました。

福岡での渇水は翌年も続き、3月には15.2%まで貯水率が落ちました。

その後はまとまった雨が降るようになり

その年の6月には全ての地域にて、断水が解除されました。

 

いかがでしょうか。

今回の渇水は列島渇水ほど酷くはないと思いますが

このままで収まるとは限りません。

内閣府調査による、断水によって困ることトップ3は以下。

食事の用意ができない 36%
水洗トイレが使えない 35%
風呂に入れない    11%
出典:http://goo.gl/2xCQ9e

対策については関連記事を参考にしてください。

■関連記事

関東に深刻な水不足!今後の影響はどうなる?8月のために今から備えるべき5つのもの

関東大渇水の前に備えておくことは2つ!具体的な数字を出してみた

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