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災害列島ジャパン・自衛せよ!

洪水・氾濫・冠水・浸水の違い。知っておくことで地形や状況がより分かることになります!

大雨に関するニュースが放送されています。ニュースを聞いていると

「洪水」「氾濫」「冠水」「浸水」などという単語が出てきて、

使い分けられているような気がしてきました。

確実に今後水害が多くなる昨今、この違いを知っておくことに意味があるのではと直感しました。

違いは何なのか?一緒に調べてみましょう。

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ややこしい!「洪水」、「氾濫」、「冠水」、「浸水」の違い

ややこしいですが、これらには明確な違いが定義されているのです。

「洪水」とは、大雨や雪解けにより川の水量が増えたり、氾濫すること

意味します。説明に氾濫という言葉が出てきてしまいましたが、「氾濫」

とは、川の水が堤防の決壊や溢水・越水によって広がることをいいます。

 

「溢水」とは、堤防のない場所から水が溢れ出ることで、「越水」とは堤防を

超えて水が溢れ出ることです。そして、氾濫した水が家などの家屋に

入り込むこと「浸水」といい、道路が浸かること「冠水」といいます。

 

都市部だと、浸水と冠水が同時に起こりそうですが、ニュースで

「低い道路が冠水するなどの被害」といった場合、立体交差で地下に潜っている

道路に水が溜まった程度の被害ということもあります。

 

さらに、浸水の程度によって「床上浸水」と「床下浸水」に分類されます。

床上浸水とは、家屋の全壊・半壊には至っていないが、一時的に居住が

できなくなる状態のことをいいます。床下浸水は、床上ほどの浸水でない

軽度の浸水という意味で使われます。

 

水に関する言葉はややこしいですね。「洪水」という言葉は浸水や冠水を

含めた広義の意味で使われることもあります。ニュースでは、こちらの

使い方のほうが多いくらいですね。水に関する言葉を覚えたところで、

ニュースを注意深く聞いてみると、被害がどの程度出ているのか

分かるでしょう。

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上のキーワードを東海豪雨の例で見てみよう

2000年(平成12年)9月11日から12日、愛知県名古屋市を中心に大雨が降り続き、

大規模な水害が発生しました。今回は、Wikipediaから東海豪雨被害に関する記事を

一部抜粋して例とします。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E8%B1%AA%E9%9B%A8

◯名古屋市周辺で最も浸水被害が激しかったのは、天白区野並地区

浸水とあるので、家屋が水に浸かったことになります。「激しかった」と

あるので、床上浸水か、それに近い状態だったのでしょう。

 

◯ナゴヤドームで開催予定だった中日ドラゴンズ対広島東洋カープ戦が冠水のため中止

ナゴヤドームの場合、「冠水」なのか「浸水」なのか微妙なところなのですが、

グランドだと考えると冠水になるのでしょう。

◯名鉄では西枇杷島駅や下小田井駅付近、須ヶ口駅とその構内にある新川検車区・車庫などが水没した

「水没」という言葉が出てきました。地上物が完全に水に没してしまうことです。

駅のホームより高い位置に水面があると想像できます。浸水よりも分かりやすい

くらいですね。

◯塩釜口駅で水害が発生し、出入口には止水板が設置された。

「水害」という言葉が出てきました。非常に曖昧な言葉でこれではよく

わかりませんね。塩釜口駅は地下鉄の駅なので、水が地下鉄に流れ込んだ

状況を水害と表現しているようです。

 

これらを一言で表すとみんな「洪水」や「水害」という言葉になって

しまいますが、言葉で印象が随分と違います。うまく使い分けられるように

したいものです。

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