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熊本地震の今後の予想を4つの視点からまとめてみた

熊本地震は前回の記事のように余震回数がとどまることを知りません。

今後どうなるのか非常に不安であると思います。予想というのは無責任なもので

当たらないことも考慮した上で読まなければならないことですが、

現在わかっている情報をまとめることで、何かしらの役に立つのではないかと思い記載します。

気象庁見解、村井氏、早川氏、過去の事例、の4つの視点となります。

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熊本地震の今後の予想・気象庁編

熊本地震の今後の予想について気象庁はどのような見解を持っているでしょうか?

公的な機関ですので下手なことは言えず、基本は無難な発言が多いですが

最新の発表を挙げてみます。

4/30 熊本地震第37報

熊本県から大分県にかけて活発な地震活動が続いています。揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、身の安全を図ってください。

:引き続き、激しい揺れを伴う地震への警戒と、熱中症や土砂災害に注意を呼びかけて
:震源が広域に広がる過去に例がない形で、今後の予測は難しい
:最大震度6弱の可能性もある

5/13 地震調査委員

熊本・阿蘇地方で最大震度6弱
大分県中部で最大震度5強
の余震が発生する恐れはある

根拠として、
・2004年新潟中越地震が、本震10/26 →11/04,08, 震度5強 11/10 12/28 震度5弱
・2011年福島浜通りの地震 本震3/11 →4/11,4/12 震度6弱 4/11,13,23 ,5/6,25
*2011/4/7 宮城県沖 震度6強

過去の事例が、それを示しているからです。
改めて見ますと、新潟中越地震は本震から2ヶ月2日でも起こっていますのでどうなるかわかりませんね…。

<5/17追記>
東北大災害科学国際研究所の遠田晋次教授(気象庁ではないですが)

熊本は正断層と横ズレが同時に動いた非常に珍しいケースと発覚(関西にもひとつあるらしい)

「震源から地表に向かって断層が分岐し、地下の斜め滑りのエネルギーを地表では縦ずれと横ずれに分けて解消しているのではないか」
「断層が地表で分岐すると、広範囲にわたって強い揺れを引き起こす可能性がある」

<追記>
2015年7月11日
地質調査委員は震度5強程度の強い揺れを伴う余震が発生する可能性は低下したという見解を発表しました。
→しかし8/31に震度5弱が熊本にて発生しました。

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熊本地震の今後の予想・村井氏

東大教授でドコモとも連携し、GPSによって土地の隆起、沈降の数字を出し、さらに水平方向の動きもcm単位で監視し
予想をしていくタイプです。

基本的に、的中精度は高いと思いますが、熊本地震に関しては失敗したと思っています。

4月の最初に、熊本地域を警戒地域から外すという判断をしたのです。

鹿児島などでの隆起が8cm以上などあったのですが、チームの判断はそうだったのでしょう。

その直後の震災で、メルマガでも謝罪が書いてありました。

 

しかし、筆者としては変わらず信頼しております。もちろん100%の精度を期待することは難しいのでしょうが

GPSで示される垂直・水平方向へのズレは本当のことですから、今後も参考にしていきます。

村井氏の最新の見解によりますと、最警戒地域は
・九州
・南関東地方(相模湾、駿河湾、東京湾に面する地域・伊豆諸島・小笠原諸島)
・東北・関東の太平洋岸
・奥羽山脈周辺

ということで、熊本前後と比べると、南関東は去年からずっと警告しておりますが
最近になって奥羽山脈周辺の危険度が上がってきました。
*その他の警戒地域はレベルは下がりますが、掲載については有料情報となりますので控えさせていただきます。

熊本については、宮崎県の椎葉町において、この2週間で2.3cmの急沈降をしていることを気にかけています。
ここは熊本と日向川断層を結ぶ線上です。

さらに鹿児島県と屋久島は急激な南変位となっており、警戒を強めています。

震度5以上は今後もありうるという見解です。(5月時点の予想となります。)
 >>最新情報は村井氏有料メルマガ週刊MEGA地震予測、または当サイト月一で書いている地震予想最新情報を参考にしてください。
  ・地震予知前兆の最新情報2016年8月村井・早川氏の予想まとめ!マリアナ諸島の法則が怖い!?

長年、村井さんのを見ていて分かるのは、大きな沈降や隆起があっても
すぐにそこで起こるとは限らないことです。

静かになった後にガっとくるタイプも多くやはり正確な予想は本当に難しいと感じるものですが
異常事態であることは変わりません。

<追記>
7/11 地質調査委員は警戒を下げましたが、村井氏は警戒レベル4から変わりません。
7月8月:南関東のかなり警戒しています。

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熊本地震の今後の予想・早川氏編

電機大教授の早川氏の見解ですが、彼は無料・有料のアプリで情報を発信しております。

今回無料部分を公表しますと、以前と変わってきています。

これが最新の警戒地域
IMG_1406

3月初めは左 4月初めが右
IMG_0929 IMG_0400

最新情報は、以下のリンクに記載しております。
 ・地震前兆の最新情報9月!村井・早川氏の予想は?ニュージランド・マリアナの法則がまだ発動中

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熊本地震の今後の予想・過去事例編

これについては当サイトでも話題にしましたが

約400年前の慶長大地震に似ているということで、

慶長大地震さらにその後も中構造線において地震が連鎖しました。

以下のようになっています。

 
1596年:慶長伊予地震 中央構造線上で起きたと言われている
:慶長豊後地震 3日後
:慶長伏見地震 その1日後 
1605年:慶長地震 死者10000人超えと言われている 南海トラフの一つと言える 
1611年:会津地震 死者1000人超え 
1611年:慶長三陸地震 甚大な被害
1621年:熊本・大分で大きな地震
1625年:1月 広島
:4月 香川
:7月 愛媛
:11月 熊本 死者50人
1627年:松代地震(長野)
1628年:8月 江戸で大地震
1633年:相模・駿河・伊豆地震  死者110~150人 大津波 これも南海トラフの一つと言える

 

このようになっていて、前回の記事では、
慶長の始まりである1596年を熊本地震に当てはめましたが

今回あらためて見てみて、1621年に当てはめることができるのではないか?と思えました。

以下、完全な素人目線ですので、あくまで過去の事例に単純に当てはめただけの理解ととらえてください。

1611年の慶長三陸地震はまさに2011年の東日本大震災です。
そして、その10年後熊本・大分で大地震が起こっています。(詳しい記録なし)

今回は東日本大震災から5年で熊本・大分で大震災が起こりました。
この点は似ていると思います。期間が半分ですが。

その後、4年後に中央構造上の広島・愛媛・香川に連鎖。
さらに2年後、同じく中央構造線上の長野にまで波及。

その8年後、つまり熊本と大分の地震から13年後に相模・駿河・伊豆地震である
南海トラフのひとつが来ているパターンとなります。

明日すぐにどうにかなるという話ではありませんが、
やはり、10年以上の時間をかけて他に波及していくというのが
過去の事例から学べることです。

以上、4つの視点から熊本地震の今後の予想を考えてみました。

あくまでも、未来は誰にも分からない、ということが前提ではありますが

危機感を持って、防災につとめましょう。

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    • ちょもらんま
    • 2016年 8月 24日

    熊本地震の回数が終に西暦をも超えましたね。

    私は現在熊本に住んでいますが、これまでに体に感じる余震が何度もありました。

    これだけ地震が続くと、少し揺れただけで体が反応するようになるし、実際に地震が起きていなくても何となく地震が起きているような錯覚になる事もあります。

    こんな事を記入すると、少々不謹慎に思われるかもしれませんが、ある時期から地震の回数を数えるのも少し楽しくなりました。

    地震と言うと、阪神大震災とか東北地震に比べると九州で起きている地震は軽く見られがちですし、大阪や東京で起こる地震に比べると日本に及ぼす影響は小さいと思います。

    おそらく、熊本地震が激甚災害に指定されるまで時間がかかったのは、そういう事もあったからだと思います。

    日本政府も、ある程度の被害がないと動かない事を実感しました。ですから、せめて熊本地震を正真正銘の大地震だと認めてもらいたいという気持ちで地震回数を数えていたのかもしれません。

    死者や行方不明者が多ければ大きな地震とは限らないと思います。

    人があまりいない所で地震が起きれば、それだけ死者・行方不明者数も少なくなるのは当然の事です。

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