19Dec

熊本の阿蘇山が2015年12月14日午前9時49分ごろ噴火しました。
噴煙は2000m上がって北西方向に流れている状況です。
現在は噴火警戒レベル2で中岳第1火口から1キロが立ち入り規制になっていましたが
ちょうど今レベル3に引き上げられました。
熊本阿蘇山噴火火口等ライブカメラ一覧
ライブカメラは2つのリンクで見ることができます。
ひとつは、気象庁設置の草千里からのURLで見れます。
http://www.data.jma.go.jp/svd/volcam/data/volc_img.php
あとはこちらのリンクから熊本の民間企業のものが一覧あります。
http://orange.zero.jp/zad23743.oak/livecam/aso.htm
火山灰でみえづらいところがありますが、
すべてリアルです。
阿蘇山には噴火の歴史もあり、人類史以前の数万年前には九州を焼きつくし
北海道まで火山灰を飛ばした記録があります。
今そんなことになったら日本壊滅ですね..。いつかはどこかでそんなことも起きるのでしょうか。
書いてる途中で警戒レベル3に引き上げられました。
つまり入山規制です。
警報は5段階あり次のようになっていまっす。
レベル1:活火山であることに留意
レベル2:避難準備
レベル3:火口周辺規制
レベル4:避難準備
レベル5:避難
つまり火口周辺、2km以内に入ってはいけないということで
そこまでの大きな規制ではありません。
阿蘇山のハザードマップを見るとレベル5でも目視で約6km程離れればいいということになっていますが
そんなんで大丈夫なんでしょうか…。
今後の情報に注意していきましょう。
阿蘇山は世界4位の危険??
火の国熊本、なんてこと言われますが、
2016年、2017年と本当に熊本に災害が多くて、心配なニュースが起こります。
地震・噴火・台風・土砂災害。
そして、実は破局噴火で最も恐れられているのが日本の火山ということが分かりました。
2015年に発表されたものなのですが、
イギリスのマンチェスター大学・アルバート・ザイルストラ教授(天体物理学)が火山愛好家らの協力の元、
「世界で最も危険な火山10」というのを雑誌に発表したのですが、なんと1位が日本のあの火山でした…。
1位:硫黄島(東京都小笠原村)
2位:アポヤケ山(ニカラグア)
3位:フレグレイ平野(イタリア)
4位:阿蘇山(熊本県)
5位:トランスメキシコ火山帯(メキシコ)
6位:アグン山(インドネシア)
7位:カメルーン山(カメルーン)
8位:タール山(フィリピン)
9位:マヨン山(フィリピン)
10位:ケルート山(インドネシア)
出典:『VOLCANO CAFÉ』http://www.volcanocafe.org/
阿蘇山、油断なりません。
■関連記事
・阿蘇山の大噴火の可能性は?ポイントはひとつだが言える結論は…
・熊本の地震で阿蘇山はどうなる?過去の事例を振りかえり見えてくるものは?
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。