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立川断層ってそんなに危険なの!?地図と震度を調べてみた

熊本地震のニュースを聞いていると、東京に「立川断層」という危険な

断層があるという解説がありました。東京で今回の熊本のような直下型地震が

発生する可能性はあるのでしょうか。また、そのときの震度は?

気になる立川断層の地図と合わせて解説します。

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立川断層の地図と、地震発生時の震度

上の地図の立川断層は、東京都青梅市、立川市、府中市と続く活断層の

ことです。活断層とは、比較的短期間の間に何度もずれが生じる断層の

ことで、断層がずれるとその衝撃が地震となります。

埼玉県側には立川断層に続く名栗断層があり、これらをまとめて

「立川断層帯」と呼んでいます。

 

立川断層帯の危険性ですが、マグニーチュード7.4程度の直下型地震が発生する

可能性があるという調査があります。直下型地震の場合、震源からの距離が近いため

マグニチュードの割に震度が大きくなります。阪神・淡路大震災は直下型地震ですが、

マグニチュード7.3で最大震度7の地域がでました。これと同じくらいですので、

都内で震度7の地域がでる可能性は十分考えられます。立川断層帯での活断層型地震の

発生確率は2013年1月からの30年間で0.5~2%とされていました。

ところが、この危険性の評価というのが、実のところ、調査の度にまたは調査する

団体によって変わってしまうのです。(実は熊本もこの程度の発生確率でした)

 

国の調査では、最後に動いたのは1万3000~2万年前とされ、活動周期は1万~1万5000年

としています。一方、東京都の調査では、最後に動いたのは1400年前で、

活動周期はおよそ5000年としています。国の調査だと活動周期からして、地震が

発生する可能性があるように見えますが。都の調査だとしばらく発生しないように

感じます。

 

断層については、垂直方向のずれがあるものの、水平方向のずれのほうが大きく、

横ずれ断層だとされています。また、立川市を中心に存在すると言われていた

立川断層ですが、2015年の調査では立川市に断層が通っていることを確認できなかった

という結果まででています。これを受けて、今後名称の変更も検討されるらしいです。

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実は実態が分かっていない関東の活断層

上の立川断層については、地震の発生確率が分からないどころか、どこを通っているのか

分かっていません。つまり、謎だらけなのです。そもそも関東地方というのは

関東ローム層という分厚い堆積層で覆われていて、その下の地層を見ることは困難

なのです。関東地方はそれに加えて都市開発が進んでいて、大規模な調査が

困難な状態です。日本の活断層の地図を見ると、東京都には立川断層しか通って

いませんが、まだ未知の断層がある可能性もあるのです。

 

そもそも活断層について本格的な調査がされ始めたのは1960年代のことです。

今後の地質学・地震学の研究によって徐々に解明されていく分野でしょう。

日本の活断層の地図はわかっている部分だけを描いたものなので、それで安心せずに

活断層型地震がいつどこで発生しても対処できるようにしましょう。

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