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笹の花は地震前兆という言い伝えの真偽を2つの視点から調べてみた

滅多に咲かないと言われる不吉の前兆と言い伝えられる笹の花
一斉に咲いている。
大地震の前兆だなんて声が囁かれるが、実際言い伝えというのはバカにならないとは思っている。
そこで、2つの観点から情報を集めてみた。
1つは「科学的根拠はあるか?」もう1つは「実際に過去の事例はあるか?」

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笹の花は地震前兆という言い伝えの真偽は?

まず最近ニュースになっている「120年に一度咲く笹の花」についての情報をまとめてみよう。

これが笹の花のようだ。違和感としては、120年に一度、100年に1度、60年に一度という情報があること。
そして、そこここで咲いていて本当にそんな長いスパンでの開花なのか疑問に思った。
そこでよく調べたら、笹の種類によって言われていることが違う。

今回話題になっているのは笹のうちでも「スズタケ」という種類である。

元々笹自体分類が曖昧でもっと研究が必要だが、研究は進んでないのが実態なようだ。
凶作と関係あるのは「クマガサ」と言われる種類であり、凶作の年にはその実を食べて飢えをしのいだことが言い伝えられている。

・クマガサ  凶作の年にはこの実を食べて飢えを凌ぐ
・マダケ 120年に一度 竹自体は20年の寿命
・モウソウチク 60年に一度 小麦に匹敵する栄養価で実を食べて飢えを凌ぐ ネズミの餌となる
・スズタケ 1番情報が少ない 120年に一度

そしてこれらが混同されてニュースで「40~120年に一度の現象」として最近にニュースで上がっている。
検索してみるとそれなりに出てくる。

・2014/6 山形県
・2014/7 香川県東かがわ市 1955年ごろにも咲いた記憶がある
・2016/1 兵庫県洲本市 ハチクの花
・2016/5/10 大坂 黒竹の花が咲く
・2016/5/31 岐阜県中津川
・2016/5/21 岐阜県各務原
・2016/6 愛知県設楽町

今回はスズタケに限らず全体的な笹の花の話しと捉えることにする。

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笹の花の科学的根拠は?

笹の元である竹は元々無性生殖なので、人間や他の有性生殖の雄しべ雌しべとして子孫を反映させるわけではありません。
無性生殖によって、クローンを作るように増やしていくわけですが
20年が寿命と言われています。

竹は根で全てがつながっているいわば竹林で
120年経つと全滅する前に、次世代の命を繋ぐために、有性生殖をしだすのです。
つまり実際は「無性生殖+有性生殖」の非常に珍しい植物なわけです。

60~120年に一度花を咲かせ、雌しべと雄しべが受粉して新しい竹林のタネを作るのです。

しかし、これは経験則によるものであり、土の状態がどうとか
電磁場がどうとかそういった大地の変化に応じてなるわけではなく
周期の問題と言えるでしょう。

毎年何かしらの大きなことは起こっているので、こじつけと判断した方がわかりやすいのではと
筆者は考えます。

過去の地震の事例は?

過去の事例ということですが、
上記のように全国共通ではなく、個々の場所によって60~120年の周期は違うということは前提ですが
全国的に、周期は似ていると捉えることも出来ますので
そういうことにしておきましょう..。

2016年ほぼ一斉開花ということですので、そこから60年前と120年前を考えると
1956年
1896年
1836年
1776年
1716年
1656年

この辺りを調べてみましょう。誤差を5~6年前後とします。そしてM7以上をピックアップ。
以下wikpediaより引用。

■1956年前後

1952年(昭和27年)3月4日 十勝沖地震 Mj 8.2(Mw 8.2)、北海道浦河町・帯広市・本別町・釧路市で最大震度 5。死者・行方不明者33人。北海道から東北に津波。
:1953年(昭和28年)11月26日 房総沖地震 Mj 7.4、千葉県富崎村と東京都三宅島で最大震度 5。
:1955年(昭和30年)5月30日 硫黄島近海で地震 – 21時31分にMj 7.2(深さ498km)、21時33分にMj 7.5(深さ600km)の地震
:1958年(昭和33年)3月11日 石垣島近海で地震 – Mj 7.2、沖縄県宮古島・石垣島・西表島で最大震度 5、死者2人。
11月7日 択捉島沖地震 – Mj 8.1(Mw 8.3)、北海道釧路市で最大震度5。太平洋岸各地に津波。
:1960年(昭和35年)3月21日 三陸沖で地震 Mj 7.2、青森県青森市・八戸市・むつ市、岩手県宮古市・盛岡市・雫石町・水沢市で最大震度4
:1960年 5月23日 チリ地震津波 – 南米チリ・バルディビア沖で発生した巨大地震に伴う津波。日本国内での死者142人。
:1961年(昭和36年)2月27日 日向灘で地震 – Mj 7.0、宮崎県宮崎市・日南市・都城市で最大震度 5。死者2人。
:8月12日 釧路沖で地震 – Mj 7.2、北海道道東、浦河町で最大震度 4。
:8月19日 北美濃地震 – Mj 7.0、中部地方から近畿地方にかけて最大震度 4。死者8人。

■1896年前後

:1893年(明治26年)6月4日 色丹島沖地震 – M 7.7、色丹島で2m〜3mの津波。
:1894年(明治27年)3月22日 根室半島沖地震 – M 7.9(Mt 8.2)、死者1人。北海道・東北に津波。
:6月20日 明治東京地震 – M 7.0、死者31人。
:10月22日 庄内地震 – M 7.0、死者726人。
:1895年(明治28年)1月18日 霞ヶ浦付近で地震 – M 7.2、死者6人。
:1896年(明治29年)1月9日 茨城県沖で地震 – M 7.3 。
:6月15日 明治三陸地震(三陸沖地震) – M 8.2〜8.5(Ms 7.2〜7.9、Mw 8.5、Mt 8.6)、津波地震、死者・行方不明者2万1,959人
:6月16日 三陸沖で地震 – M 7.5 の地震が2回発生。明治三陸地震の最大余震
:8月31日 陸羽地震 – M 7.2、死者209人。
:1897年(明治30年)2月20日 宮城県沖地震 – M 7.4、地割れや液状化、家屋に被害。
8月5日 三陸沖で地震 – M 7.7(Mw 7.8)、宮城県や岩手県で津波により浸水被害。
:1898年(明治31年)4月23日 宮城県沖で地震 – M 7.2、北海道から近畿にかけて有感、岩手県と宮城県の県境付近で被害。
:9月1日 石垣島東方沖(多良間島沖)で地震 – M 7.0。
:1899年(明治32年)3月7日 紀伊大和地震 – M 7.0又はM 6.9、木ノ本・尾鷲で死者7名、三重県を中心に近畿地方南部で被害。深さ40〜50kmのフィリピン海プレート内の地震
:11月25日 日向灘で地震 – 3時34分にM 7.1、3時55分にM 6.9。
:1900年(明治33年)5月12日 宮城県北部で地震 – M 7.0、死傷者17人

■1836年前後

:1833年12月7日(天保4年10月26日) 庄内沖地震(出羽・越後・佐渡地震、天保4年羽前沖地震) – M 7 1⁄2±1⁄4(Mw 8、Mt 8.1)、死者40〜130人。能登半島・東北・北陸の日本海沿岸に津波。1964年新潟地震の津波よりも規模が大きい

:1835年7月20日(天保6年6月25日) 宮城県沖地震(仙台地震、天保大津波) – M 7.0程度、死者多数。仙台城損壊、津波あり。
:1839年5月1日(天保10年3月18日) 釧路・厚岸で地震 – M 7.0程度、国泰寺門前の石灯籠大破。津軽で強い揺れ。

■1776年前後

:1772年6月3日(明和9年5月3日) 陸前・陸中で地震 – M 6.8〜7.4、花巻城で所々破損、江戸でも有感。死者12人。やや深い地震の可能性有り。
:1780年7月30日(安永9年6月19日) 庄内地方で地震 – M 6.5〜7.4、酒田で土蔵、家が潰れ、死者2人。
:1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 – M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。

■1716年前後

:1714年4月28日(正徳4年3月15日) 信濃小谷地震 – 信濃北西部で地震、M 6 1⁄4、山崩れなど。死者56人。
:1715年2月2日(正徳4年12月28日) 大垣・名古屋・福井で地震 – M 6.5〜7.0。
:1717年5月13日(享保2年4月3日) 宮城県沖で地震 – M 7.5、陸前、陸中で津波や液状化により被害。

■1656年前後

:1649年3月17日(慶安2年2月5日) 安芸・伊予で地震 – M 7.0±1⁄4。松山城、宇和島城の石垣や塀が崩れる。
:7月30日(慶安2年6月21日) 慶安武蔵地震 – M 7.1あるいはM7.0±1⁄4、武蔵・下野で地震。死者多数
:1659年4月21日(万治2年2月30日) 会津で地震 – M 6 3⁄4〜7.0、死者多数。
:1662年6月16日(寛文2年5月1日) 寛文近江・若狭地震(寛文地震)(畿内・丹後・東海西部地震、寛文の琵琶湖西岸地震、近江・山城地震) – M 7 1⁄4〜7.6、死者数千人。京都の大仏殿小破。小浜で城の櫓・多門・石垣・蔵の破壊。
:10月31日(寛文2年9月20日) 外所地震(日向・大隅地震) – M 7 1⁄2〜7 3⁄4又はM 7.2〜7.5、死者多数。

出典:https://goo.gl/cNqCMy

M7以上は2~3年に一度は頻繁に起こっているので
どの年をピックアップしてもあるにはあるのだが
赤字は特に歴史に残る地震である。

1956年と1896年は確かに異常に多いとは思う。

特に明治三陸地震と、宮城県沖地震といったように誰もが知る地震が起きているのは偶然か?

まとめ

専門家ではない筆者の見解となりますが、
地震との関連は科学的根拠はなく、周期的なもの。
過去の事例としては、たしかに日本の歴史的地震と60年周期に関しては重なる。
ただし、過去の南海トラフとは全く重ならない。

あくまで凶行の言い伝えとして、昔の人が感じていたことととらえる程度で良いかと思います。

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