18Apr

最近の熊本地震にて最初は益城町周辺だった震源地が
だんだんと阿蘇山周辺になってきているのが非常に気になる次第であります。
もしかしてこれは阿蘇山が噴火する前触れなのではないか?そうナーバスになるのは私だけではないでしょう。
可能性を調べてみました。
阿蘇山が大噴火する可能性は?
今回の地震の震源地は日本を縦断するような形に沿っている断層
中央構造線によるものだと言われています。
しかし、日本人が住み始めてから中央構造線で巨大地震が連発した今回のようなケースは初めてです。
もちろんM7クラスの地震は起きたことはありますが、連発し大きな人災に発展したのが初めてです。
例えば、今回16日1時25分にM7.3が起きた時に、長野なども震度1~2が同時に起きていました。
「これは中央構造線に連鎖したのか!?」とびっくりするものでした。まさか大地震が連鎖しないですよね…。
テレビでも専門家がこの中央構造線についてよく言葉が飛び交っていました。
しかし、中央構造線ははっきりとわかってないことも多いのでその点はご了承を。
今回の阿蘇山周辺は地殻変動しているのは確かです。
気象庁は「影響はない」を昨日まで通していますが、専門家の何人かは、阿蘇山のマグマだまりが一気に上がり
巨大噴火を起こす可能性があり、最悪カルデラ破局噴火が起こるのではないかと武蔵野大特任教授などが発言しています。
阿蘇山は30万年前から8700万年前の間に4度カルデラの破局噴火を起こしていますが
最後の噴火では東京ドーム10万倍ものマグマが北九州を超え、山口県まで届いたとの事です。
専門家はいつこのような噴火が起きてもおかしくないとの声が上がっています。
噴火はあくまで自然が決めることです。
筆者見解としては、地殻変動がマグマを圧縮する形に動いた場合、噴火を起こしますが
地殻変動が、うまくマグマを圧縮とは逆にすることもありえると考えます。
ですので、地殻変動は確実に起きているけれど、無反応か大影響か、影響緩和か
どう転ぶかは神のみぞ知るというところ。祈るしかない状態でしょう。
上記のカルデラ大噴火は起こらないことが前提ですが、
ある程度の噴火から身を守るにはどうしたらいいのか?についての一般的知識をシェアします。
噴火から身を守るためには?
突然大きな噴火が起きたことを想定しましょう。
現在、警報レベルが2ですが、4~5が起きたことを想定します。
まず、当たり前の事ですが
火口から近いほど被害が大きいので近づかないという事です。
火口から近い場所には必ず防護スペースがあるはずなので
万が一巻き込まれた場合はそのスペースに身を寄せることでしか身を守れません。
御岳山を思い出します。
さらに噴火ハザードマップと「噴火警戒レベル」を確認し
噴火しそうな状態であったらなるべく遠くへ避難する事が必要となります。
阿蘇山の警報レベル4~5ですと、噴石は4kmのところまで飛ぶとされています。
さらに火砕サージ(火山灰や噴石を含む噴煙が斜面に沿って高速で流れる現象)が
火口から4~5kmとされています。
つまり最低でも火口から6km以上は遠くへ逃げるべきでしょう。
ハザードマップはこちら http://goo.gl/JZSMl8
また、噴火したときのための災害キットもあるようです http://hun-ka.com/item/setkitak/
災害キットには携帯食や水、ゴーグルなどが入っていますが
他にも長袖の上着や防災ヘルメットを準備しておく事をオススメします。
桜島の人たちは常備するのが当たり前のようです。
中央構造線について、専門家の考え、気象庁の見解、それぞれ違うようで
きっと誰にも分からないことなのでしょう。
しかし、出来る限り情報を収集して身を守るしかありません。
さらに、地域外の人はこれを教訓とするしかありません。
何もないことを祈ります。
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