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隕石落下の確率が160万分の1ってどんな根拠!?

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インド南部にあるタミル・ナードゥ州で隕石による死亡者が出た

話題になっています。隕石で死者が出たとなると、これは記録上

世界で初の出来事だからです。ところで、隕石落下で死亡する

確率ってどのくらいなのでしょうか。

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隕石落下により死亡する確率

最初にお断りしておきますが、この種の確率の算出は非常に困難です。

統計学上必要とされるサンプルを集めるのは困難で、長い期間に

渡って観測をしないと分からないことです。

そして、古い記録になるほど実態も不明です。ちなみに、過去に隕石により死亡したと

断定できる人で確率を求めると、その確率はゼロです。

 

それでも、米テュレーン大学の地球科学教授スティーブン・A・ネルソン氏は

隕石により死亡する確率を論文で発表しました。それによると、

人が一生のうちで、隕石、小惑星、彗星の局所的な衝突により死亡する

確率は160万分の1とのことです。さらに、大規模な隕石、小惑星、彗星の

破滅的な破壊によって死亡する確率は7万5000分の1だとしています。

 

保険会社の調べでは、飛行機で事故に遭う確率は20万分の1だといいます。

160万分の1というのが、いかに小さい数値なのか分かりますね。そんな

ことはほぼ起こらないと思ったほうがいいでしょう。毎日24時間、

空を見上げているのは、まさしく杞憂です。

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ハインリッヒの法則

滅多に発生しない災害、この種の確率を求めることは非常に困難です。

例えば、比較的よく発生する落雷の死亡率でも求めることは困難です。

 

まず、地域性があります。雷が発生ほとんど発生しない地域と、頻繁に

雷が発生する地域ではその差は雲泥の差になります。場所と範囲が

分からないので意味のない数値ですが、落雷で死亡する確率は

13万5000分の1だそうです。極端にサンプルが偏る場合や、十分な

サンプルを取ることが出来ない場合、よくハインリッヒの法則が使われます。

 

これは、もともとは労働災害の発生頻度を示したものです。300件の

ヒヤリ・ハットに対して29件の軽微な事故・災害が起こるとしています。

つまり、29件の軽微な事故・災害の裏には、あと少しで事故・災害に

なるところでギリギリで回避された事例が300件あるということです。

そして、29件の軽微な事故・災害に対して1件、重大な事故・災害が

発生するとされます。

 

1991年2月1日にロサンゼルス国際空港で

発生した飛行機の地上衝突事故がハインリッヒの法則の通りでした。

事故は女性管制官が業務に忙殺されるあまり、滑走路上の小型プロペラ機の

存在を忘れ、そこに別の飛行機の進入許可を出したことが原因で起きました。

実はこの空港は複雑で、見通しも悪く、離発着回数も非常に多いという

全米でも最悪レベルといわれる空港でした。事故に至る前に何度も危険な

状態があったことが分かり、その回数はまさしくハインリッヒの法則の

近似値でした。

 

隕石の話に戻ると、330回自分の近くに隕石が落ちると、そのうちの

1回は直撃で死亡、29回は軽症、残りの300回は危なかったものの無傷と

いうことになりますね。

 

ところで、私の場合、隕石が近くに落ちたことは

ありませんし、私の知り合いからそのような話を聞いたこともありません。

やっぱり杞憂ですね。

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