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日食と地震は関係があるか?数字で見た結果ハッキリ言える1つのこと

2017年、アメリカでは国の真ん中にて皆既日食が見れる位置が縦断する
グレート・アメリカン・エクスプレスが8月21日にやってくる。
アメリカで観れるのが50年ぶりということで向こうでは非常に盛り上がっています。

日本では8日にわずかに月食が見られたくらいですが、旅行会社はアメリカへのツアーを組んだりしています。
また、ネットでは「日食の時って大地震起きないっけ?」といった話が少しだけあるのですが
今回、懐疑的に実際、相関関係があるかどうか、について見ていきます。

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日食と地震の相関関係があるか?

まず、日食は年に2回世界のどこかであります。
皆既日食・金環日食・部分日食ありますが、毎年のことであり、2017年に限っては、2月26日と8月21日となります。

そして、地震は毎日起こっているわけですが、とりわけM6.5以上だけを抽出したら
2000年から2016年までの17年間で、827回あります(https://goo.gl/nNdjdX)
つまり月あたり4回は世界のどこかで起こっているとこいうことになります。

これだと、日食の前後1か月だけでも起こって当たり前、ということになってしまいます。

なのでM7.0に絞ってみたところ…
270回に減りました。(https://goo.gl/gr8kbe)
これでも月に1.6回平均です。やはり多いですので
日食で大地震が起こる、というデータをもってこれば、確実に「ある」ということになってしまいます。

これで話が終わってしまいそうですが(^^;
もっと厳しい条件でみてみましょう。

日食が地震に関係あると言われる理由

当サイトでも、新月・満月と地震との相関関係を記録していて、
実際、東大だかの論文でそういう発表もされてはいるのですが、
わずかな影響ということで、それを言うならば、天気で地盤が緩むのも「わずかな影響」であり、地震誘発のひとつなので
それくらいわずかな「トリガー」という認識で、個人的にはいます。

ただ、日本においての「新月・満月」の相関性は、まあ、あると過去則からはいえます。

阪神大震災→1995年1月17日 17日30日(満月と新月の日)◎
新潟中越地震→2007年10月23日 14日28日(満月と新月の日)△
東日本大震災→2011年3月11日 5日20日 △
熊本地震→4月14,16日 7日22日 △
鳥取地震→10月21日 16日31日 △
福島沖→11月22日  14日29日 〇
茨城北部→12月28日 14日29日 ◎
福島沖 →2月28日 11日26日 〇
大分震度5強 →6月20日 9日と24日 〇
長野震度5強 →6月25日 9日と24日 ◎
胆振地方+熊本震度5 →7月1,2日 24日と9日 △

全部が当てはまるわけではありませんし、確率が1/15と考えると、ほぼピッタリが3/12、近いのが6/12ということでやや多いのかなという確率だと思います。

少しの優位性なので、そんなに騒ぐことではないと思います。
これは月の引力に関係するとか、光のある波長が強くなるため、ということが言われています。

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厳しい条件で皆既日食前後を調べてみた

上記のように世界を舞台にすると月に1.6回はM7以上が起きているので
もっと厳しい条件で見ないと相関関係については言えません。

そこで、「前後7日」「M6.5以上」「皆既日食」で2000年からの17年間調べてみました。
*皆既日食なのは、太陽が全部隠れる、つまり月の方が大きい=地球に近い、から引力の影響が強いということです。

それでは見ていきましょう。

以下が皆既日食一覧です。

2000年7月16日 日本など
2001年6月21日 マダガスカル
2002年12月4日オーストラリア南部
2003年11月23日 南極東部
2005年4月8日 コロンビアなど
2006年3月29日 トルコなど
2008年8月1日 グリーンランドなど
2009年7月22日 インド・奄美諸島など
2010年7月11日 チリ南部など
2012年11月13日 オーストラリア北部
2013年11月3日 ケニアなど
2015年3月20日 グリーンランドなど
2016年3月9日 インドネシアなど

この13回が17年間で見られた皆既日食です。
さて、これらの中で先ほどあげた条件「前後7日」「M6.5以上」はったのでしょうか…。

2000年7月16日 → 11日アラスカM6.6 、16日パプアニューギニアM6.6
2001年6月21日 → 23日南ペルーM8.4、26日南ペルーM6.7
2002年12月4日 → なし (ただし12日にパプアニューギニアでM6.7)
2003年11月23日 → 18日フィリピンM6.5 、25日パプアニューギニアM6.6
2005年4月8日 → 10日インドネシアM6.7M6.5 11日ニューギニアM6.6 oyalty IslandsM6.7
2006年3月29日 → 31日Kermadec Islands region M6.5
2008年8月1日 → なし (ただし9日にwest of Macquarie IslandでM6.5)
2009年7月22日 → 15日ニュージーランド南M7.8
2010年7月11日 → 14日チリM6.6 18日パプアニューギニアM7.3
2012年11月13日 → 7日ガテマラM7.4  11日ミャンマーM6.8ガテマラM6.5
2013年11月3日 → 31日チリM6.6
2015年3月20日 → なし (ただし29日にパプアニューギニアでM7.5)
2016年3月9日 → 2日インドネシアM7.8

以上となります。

ということで、この17年、皆既日食の前後9日は世界のどこかでM6.5以上は起こっている、ということになります。
M6.5以上は月に4回は起きるということですので、7,8日に1回、と考えると妥当な数字ですよね…。

なのでもっと厳しく「M7以上」という条件にすると、
13回中当てはまるのは、6回。
M7以上は月に1.6回平均なので18日に1回くらいです。
そうなると….やっぱり妥当な数字なような…。

結論

つまり、上記の
「月あたりの平均回数」を見ると、
だいたいその通りの確率で、皆既日食前後に起きている、ということになります。

なので、例えば今日がなんでもない日であっても、
今日から7日前後にM6.5以上は世界のどこかで9割以上起こります。
そして今日から7日前後、M7以上は50%くらいは起こります。
という数字なのです。

阪神大震災も東日本大震災も熊本地震も、皆既日食とはかぶりません。熊本が1か月半くらいなだけです。

これらのことから「確率上起こって当たり前の数が起こっているだけ」
ということに結論付けます。

しかも、いままで皆既日食で日本の大地震との相関はない、と言えます。

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