6Jul

台風4号のたまごが7月5日から米軍JTWCで確認されています。→消えました。
追記>7月13日に再び確認されました。
気象庁はまだ出ていませんが、14日には台風なる可能性もありますので
今わかる情報を観ていきましょう。
ちなみに台風4号に実際なったら、「タラス」という名前になります。ミクロネシアの有名な遺跡の名前です。
米軍最新予想とヨーロッパ進路画像・気象庁情報を紹介していきます。
>>追記 最新情報は以下へ移ります。
・台風4号2017米軍最新予想とヨーロッパ進路は?日本への上陸はないが…
台風4号2017のたまご最新米軍予想
以下は7月7日のもの
出典:米軍合同台風警報センター(JTWC)http://www.usno.navy.mil/JTWC/
7/6の段階では24時間以内に台風になる可能性が「高い」ものとして出ていましたが、7/7に上のような状況です。
昨日までのが91Wで、昨日と違い台風になる可能性が下がりました。
進路予想図も消えました。以下のは7/6段階。7/7にはなくなりました。
出典:米軍合同台風警報センター(JTWC)http://www.usno.navy.mil/JTWC/
>>更新
7/8 7/5発生の台風のたまごは消えました。
>>更新
7/13 再び台風のたまごが発生しかも2つ。
出典:米軍合同台風警報センター(JTWC)http://www.usno.navy.mil/JTWC/
*注意:米軍・ヨーロッパは8~9時間の時差がありますので+9時間でとらえてください。
参考:台風の強さについて
風速 日本の分類
17.2~32.7m/s 台風(昔は「弱い」「並み」を使っていたがやめた)
32.7~43.7m/s 強い台風 →野外は極めて危険
43.7~54.0m/s 非常に強い台風 →トラック横転の可能性も・倒壊する住居も出てくる
54.0~ 猛烈な台風
70.0~ スーパー台風 日本はまだ未経験
台風4号2017のたまごヨーロッパECMWFの最新進路予想
>>更新7/13
7/14
7/15
7/16
出典:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)http://goo.gl/hvzeaF
ヨーロッパEMCWFを見る限りですと、日本に近い方のたまごは、台風になるかも微妙ですし
進路も本州には上陸・接近せずに太平洋の東に抜けていく感じなので影響なさそうですね。
台風4号のたまご気象庁の最新進路予想
出典:気象庁http://www.jma.go.jp/jp/typh/
7月6日午後現在、気象庁は台風のたまごを感知していません。
台風後は集中豪雨になりやすいの?
今回九州で大変な災害が起きております。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
前の記事でも書きましたように、今回台風3号が去った後に大雨特別警報が出て、大変な豪雨で被害にあいました。
当サイトを運営していて気付いたのですが「台風が去った後にひどい雨が降って災害になる」というパターンを何度か見てきました。
もちろん毎回なる、ということではありませんが、実は「なりやすい状況」が起こるということを知っておいた方がいいと思い
シェアします。
2004年、2016年、そして今回が特に台風が去った後の大きな集中豪雨で被害が出ているのですが
ひとつに、「台風が去ったら安心」というのは誤解であるということです。
確かに風速17.2m/s以上の雨風が収まるかもしれませんが、温帯低気圧に変わることで
前線が広がり、遠いところでも雨を降らす可能性は台風より大きくなるのです。
台風は前線を持ちません。
そして、「バックビルディング現象」という、積乱雲が次々出来てしまうサイクルにハマることで
集中豪雨になりうるのです。
バックビルディング現象は、台風の周りの帯状の雲で出来ることがあり、2004年なんかはその事例だと言われています。
ということで、「台風が去った後」も安心せずに、しっかりと警報・予報といった情報を気にしておきたいものです。
台風が去った後も安心できないなんて、初めて知りました。
■関連記事
・大雨特別警報の過去事例まとめ!台風通過後にも災害が多い理由はバックビルディング現象と温帯低気圧の誤解か
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。