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豊後水道の地震は南海トラフと関係あるのか?「M5以上が16年起きてない地域」「過去に中央構造線上の連鎖地震」

豊後水道(大分)で2017年6月21日23:27:42にマグニチュード5.0 最大震度5強の地震が発生した。
ちょうど、スロースリップや1か月以上前に地割れの問題があったところに近く
南海トラフが語られるときに「豊後水道」という言葉を聞くことがある。
果たして南海トラフに影響のあるような地震なのだろうか?
今回はそのへんを調べてみた。

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豊後水道の地震は南海トラフと関係あるのか?

今回、日向灘から豊後水道にかけてスロースリップが怖いといった話をしていた直後の地震であり
南海トラフを語るときによく出てくる名前である。いったいどういう関係があるのか?

参考:ゆっくり滑り(スロースリップ)とは?南海トラフ大地震は近いのかの考察

すぐ下に日向灘があるのが見えるでしょう。

▶過去の南海トラフと豊後水道

過去の南海トラフ地震とされるところの震央は、豊後水道とは違うところであります。
南海トラフとの関連としては、直接的なものではないのですが、
南海トラフ大地震の前後に登場する名前であります。

まず、1596年9月に中央構造線上で連鎖的な地震が起こった記録が有名であります。
1596年9月1日(文禄5年閏7月9日)夜、慶長伊予地震
9月4日(閏7月12日)に慶長豊後地震(M7.0推定)
9月5日(閏7月13日)に慶長伏見地震(M7.5推定)
と立て続けに起きた地震があります。

その9年後である、1605年2月3日に南海トラフ大地震のひとつとされる慶長地震が起きます。

またもうひとつ、1854年12月24日の安政南海地震においても、2日後の26日に、豊予海峡地震 ( M7.3-7.5)が起こり
伊予西部と豊後を中心に被害があった記録がある。

このように「近い」ことには変わりない。

今回6月20日の地震はM7の慶長豊後地震の震源に非常に近いです。
慶長豊後地震 北緯33.3度 東経131.6度
2017/6/20の地震 北緯32.9度 東経132.0度

まとめると、「中央構造線上」の連鎖地震である「慶長大地震」を彷彿させる。
南海トラフと近い時期に起きている地震である。
という2点が言える。

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最近の豊後水道の地震

最近の豊後水道の地震について調べてみた。
最近といっても気象庁の記録のある1923年からとなる。

まず震度5以上の地震

1件しか起きていない。しかも49年前にもなる。

さらにM5以上の地震

11件のみ。しかも直近が2001年ということで16年間ほとんど地震が起きていない地域ということになる。

つまり、今回のM5.0 震度5強は滅多に起きない地域で起きたことになります。

今後の影響は?

今後の影響としては、中央構造線上の連鎖地震の心配でしょう。
これは1956年の慶長に伊予→豊後→伏見と数日で起こっていますので、そのへんが繰り返されるかが心配されます。

南海トラフに関しては過去則で言うと、1度だけ上記3連動後9年後に起こっているのみで
明確なことは言えないでしょう。

気になるのはスロースリップの影響で一部専門家は、日向灘~豊後のスロスリップが
三重県南東沖まで影響を与えることもある、と指摘していますが、
見た目遠いので個人的には疑問に思います。

以下、関連記事を参考にしてください。

■関連記事

日向灘で探る南海トラフ地震の前兆!過去一覧表を作ってみた

ゆっくり滑り(スロースリップ)とは?南海トラフ大地震は近いのかの考察

中央構造線連鎖地震といえば慶長大地震!その過去を振り返る 南海トラフはここでも関連するのか

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